「クリエイター」とは職業ではなく、常に挑戦しようという心構えを持って行動している人のこと。心の持ち方、行動へのつなげ方次第で、誰でもクリエイターになれる。私たちはそう考えています。
主にものづくり企業を対象に、在庫管理システムや進捗管理システムといった業務を効率化するソフトウエア開発を推進。その傍ら、VRの導入やデザイン会社とのタイアップなど、新たな領域への挑戦を続ける当社で、共に成長できるプログラマー・エンジニアを募集します。
未経験の方も大歓迎です!
私が求める「人材像」
当社は、システム開発を事業としているのは間違いありません。 ソフトウェア技術を通じて、お客様の要望に応え、お客様に価値ある仕組みをご提供するのがお仕事です。
開発しているのは、製品ではありません。つまり、パッケージ製品を開発して販売するという仕事もしておらず、技術者を育成した上で、お客様先に常駐していただく仕事もしていません。(もちろん、そのようなお仕事もあるのは事実ですけどね)
では、何をしているのかと?言うことですが、製品を開発しているのではなく、ITと言う手段を通じて、お客様の仕組みを提案、開発しているという考えです。さまざまなお客様がクライアントで、お客様の課題もさまざまです。それを、お客様と一緒に考えていきながら、ITを通じて解決する。それが当社のテーマです。
では、どういう人材を求めているのか。
私の考えは、技術力が高いから、役職や立場が上だから、理系だから文系だから、情報処理技術を学んでいるから価値がある人材である。とは考えておらず、「本来の価値」とは、誰かの(何かの)役に立っている度合いだと考えています。つまり、当社に入社して時点で、すでに その人材は私の役に立っている状態であり、その先にはお客様の役にたつ状態になるので、すでに価値はは産まれていて、その度合いが小 さいだけ。それを、一緒に考え、経験し、大きくしていくのが私の人材育成の考え方です。
私自身も、学生の頃に、ITの道(当時は情報処理技術者と言われてましたけどね)に進むとは考えていなかったし、それが専門になり、 それが面白くなり、会社の経営者になるなんて夢にも思っていませんでした。それだけ人生には、思いもしなかったことが起きるし、同時に 失敗も経験もある。ただ、私は常に考えていたのは、
「考える」⇒「行動する」⇒「習慣づける」であり、
その先には、
「人格が生まれ」⇒「運命が変わる」
と言う事。それを頭のどこかに常に思いながら、前に前に進んできたのは間違いありません。
なので、求める人材像は、「価値感を共有できるかどうか」であり、価値観が共有できるのであれば、共に築き上げることができる。と考えています。
代表取締役社長 岡田 眞佐一
「少数精鋭の技術者集団」である当社には大きく分けて、顧客先常駐型の開発チームとシステムの提案型受託開発チームがあります。
顧客先常駐型のチームは、お客様の会社に3ヶ月から半年ほど、長い場合は1年ほど常駐し、ソフトウエア開発を担ったり、手助けしたりするのが仕事です。現在、30名ほどの社員のうち、20名ほどがこの業務に携わっています。
一方、受託開発チームは、主に「ものづくり」をされているお客様から直接ヒアリングを行い、課題を解決するための最適なシステムをご提供します。システム全体の構成や機能設計・開発・導入までをトータルで請け負うぶん、責任も大きくなりますが、プロとして胸を張れる仕事ができますよ。
近年では、デザイン会社とのタイアップにより、プロモーションや撮影を交えながら、Webサイト制作を行っています。お互いの強みを掛け合わせることで、機能的でデザイン性の高いWebサイトを実現。着実にその実績を積み上げています。
働き方は異なりますが、いずれの仕事もれっきとした「ものづくり」です。お客様の困りごとの解決やビジョンの実現のために、物事の本質を見極めた上で、最適なソリューションを追求するクリエイティブな仕事です。
当社に興味を持っていただいた皆さん、ぜひ「ものづくりを支えるものづくり」を共に深めていきましょう。
客観的に見た当社を伝えるべく、取材を受けた記事を下記へ掲載します。
会社の雰囲気や、会社の方針を具体的に感じれるようになっているので、ご覧ください。
システムエンジニアとしてストームのツートップを張るのが、会長の伴野さんと社長の岡田さん。29歳のときに独立した「動いてから考える」タイプの伴野さんと大手電機メーカーでキャリアを積んだ「シナリオを作ってから動く」タイプの岡田さん。
違うカラーを持つふたりは、選手兼コーチ兼監督として「ストーム」というチームを率いています。
お二人の話を中心に、受託開発チームのメンバーの声を交えながら、ストームという会社の魅力をお届けします。
「普段から心がけているのは、彼らができるだけ楽しく仕事に取り組めるような関わり方。VRやAR、IoTなどの最新技術を積極的に取り入れているのもその一環です。ソフトウエアの世界は技術が日進月歩なので、興味を持ち続けられないと先に進めなくなってしまうんです」と伴野会長。
経営陣の考え方やキャラクターが反映されやすいのが、ストームのようなコンパクトな組織の特徴です。
「アプローチは違えど、本質を見極めたいという思いは伴野と共通していると思います。 「とりあえずこの仕事やっといて」だけじゃ、仕事はできない。だって、ゴールが見えないトンネルを掘るのって嫌じゃないですか。なぜこの仕事をするのか、理解して、納得してはじめてがんばれる。今でも、お客さんに「なんで今、それをやるの?」と問いかけることはありますから」と岡田社長。
その考え方は、教育プログラムにも表れています。技術的な基礎知識以外に、原価管理とは何か、粗利とは何かなど、世の中の仕組みを知るためのカリキュラムが用意されているのです。
「作ったプログラムは最終的に、お客さんが使うシステムとして機能するというのが大前提。もちろんプログラミングの技術を追求することも大事ですが、その視点がなければ、何のためのプログラムかわからなくなってしまいます。お客さんとの打ち合わせの場に若手社員を積極的に連れて行くようにしているのも、そういう理由です」と岡田社長。
顧客が本当に求めているものは何なのか。突き詰めて考えた先に出会うのが、システムエンジニア(SE)という職業です。プログラマーが家を建てる大工だとすれば、SEは家を設計する建築士。会社としては今後、SEを増やしていく方針とのこと。
「みずから提案できるSEだとクリエイティブな仕事を得やすい一方で、プログラマーだとオペレーション業務のような下請けの仕事しか得られないという現実があります」と岡田社長。
伴野会長も口をそろえる。
「下請けに回ってしまうと、現場はどんどん消耗していってしまいます。プログラマーやSEが「きつい・帰れない・給料安い」の3K職種として世間に悪い印象が定着したのは、下請けで仕事をするのが業界では当たり前になっていたから。
そういう状況に陥らないために必要なのは、顧客との折衝から要件ヒアリング、仕様決めなどの上流工程に携われる取引先との直請け関係です。当社が「1月の残業時間は300時間以上」といったブラックな労働環境と無縁なのは、案件のほとんどが直請けで、納期も仕事内容も調整できるからです。
私たちはたとえお客さんの要望でも、システムのあるべき姿からずれていれば遠慮なく訂正します。当社のお客様は、基本的に「シェフにおまかせ」スタイル。20年という歴史の中で、信頼していただける関係性を築いてきたことが、当社の強みだと思いますね」
SEとして結果を残すためには、どんなスキルが必要なのでしょうか。
「お客さん自身が気づいていないものも含めた、お客さんの要望を聞き出す力です。システム開発の目的は課題解決なのですが、その前段として伴を握るのが課題発見というプロセス。肩こりの根本的な原因が日常の生活習慣にあることをヒアリングで探っていくようなイメージです。
ただ、それはマニュアル化できるようなものではありません。僕らの背中を見て学んだり、経験を積んで体得したりするしかないと思います。
僕の場合、仕様を決めるときにも仕様の話は3割ほどしかせず、あとは雑談のような関係ない話ばかりしていますが、それでこそいい提案は生まれるのかなと。あとは、僕らよりも年上ではるかに経験値も高い製造部長や工場長相手にも、怯まずに意見を言うことも大切ですね」と岡田社長。
20代の若手主体のストームでは、3ヶ月間の社会人未経験者プログラムなど、体系だった教育プログラムが用意されています。しかし、「その通りに進むことはまずないので、フレキシブルに対応しています。具体的には、折々で、理解度や成長ぶりを確認しながら程よいレベルの課題を与えています」と岡田社長。
「大切にしているのは、一人ひとり、ちゃんと向き合うこと。本人がどういうことをやりたいのか、どういう悩み、課題を抱えているのか。きちんと話を聞いて、彼らの意思を尊重するようにしています」
そういった姿勢の原点は、岡田社長自身の過去にあります。
「大手電機メーカーに勤めていた若い頃は、思ったことを率直に言ったり、納得できないことには徹底的に刃向かったりしていたので、主任などの直属の上司からは疎まれました。そんな中でも、かわいがってくれたのが部長級の人たち。根拠もふくめて自分の意見を熱っぽく主張する僕を、なだめながらも尊重し、向き合ってくれたんです」
そんな上司がいる職場だから、未経験者の方 でも大丈夫。ソフトウエアの開発、プログラミングって難しそう、と臆する必要はありません。実際、ストームにいる社員のうち2割は未経験者。同じスタートラインに立って、同じ景色を見ながら、伴走してくれる仲間がいるストームでは、「苦労」も「楽しみ」に変えていけるのではないでしょうか。
個々の意思を尊重する姿勢は、仕事以外の面にも表れています。
「社内行事として参加してほしいのは、忘年会くらい。飲み会も無理に誘ったりすることはありません。プライベートな時間は、思い思いに過ごしてもらっています。個人の趣味としてBBQやウエイクボードをやっているので、参加したい人はいつでもどうぞ、と言っているのですが、インドア派が多く、参加者はほとんどいません(笑)」と伴野会長。
若手社員とは親子ほど歳の離れたおふたりですが、「今の若い人は…」と遠ざけることなく、自分たちの方から歩み寄っています。
「現状、当社で働く社員たちは、まだ花が咲いていない状態かな、と見ています。茎や葉の形状から、チューリップやタンポポだということは推測できるのだけれど、確信を持ってこれはチューリップだ!、タンポポだ!とは言えないんです。
ただそれは、僕らと彼らの間に中間管理職がいないという組織の問題でもある。僕らが取り組むべきは、彼らが花を咲かせられるような組織や教育の在りようを実現させることですね」と岡田社長。
その取り組みのひとつが、社員がやりたいことを仕事として用意すること。ふだんは主にシステム画面の構成、建築でいうところの玄関や窓の設計に携わっている勤務6年目のO.Aさんはこう語ります。
『プログラムの仕事を1年半ほどやった上で「Web関係の仕事、特にWEBデザインを学んでみたい」という意思を伝えたところ、次の週からパートナーであるデザイン会社で3ヵ月間、学ばせてもらえる機会を与えてくれました。その経験があって、画面系のデザインとHTML、CSSの制作は任されるようになり、まだまだですけど、プログラム開発の知識と合わせて、いろんなプロジェクトに参画しています。当社では自分の向かいたい場所にどんどん近づけている実感があるので、モチベーションも上がりますし、働きがいがありますね』
ドラマやアニメ、小説など、自分の好きなものの魅力を発信できるページを作りたい。そういったことを仕事にしたい-―という思いを出発点に、大学の英文科を卒業後、未経験ながらソフトウエアの世界に飛び込んだO.Aさん。IT関係の仕事をしていた父親の背中を小さい頃から見ていたことも、進路選択に大きな影響を与えたといいます。
「最初は壁にぶつかりました。自身の認識が甘かったこともあるのですが、わからないことだらけという現実に打ちのめされたんです。それでも四苦八苦しながら仕事を続けているうちに、書いたHTMLとページ画面がどう連動しているかが見えてきたりすると、徐々に楽しめるようになりました。
そんな状況を乗り越えられた要因のひとつが、当社の職場環境です。会長、社長を中心とした上司にわからないことを訊けば、その都度答えてくださるのはありがたかった。業界経験の長いお二人とも距離が近く、気軽にコミュニケーションを取れるのはストームのいいところ。そんな二人の共通点は「面白い仕事、楽しい仕事をする。」ということ。私たちには、「もっと趣味とか余暇を楽しめ」って言ってくるし、ファミリー的な雰囲気が私は好きです。もちろん、お客様の責任のある仕事をしているので、厳しい面もあったりするんですけど、みんな一緒に取り組んでいるっていうのが伝わるので、そこが大きな魅力ではないかと思います。
今でもわからないことが多いからこそ、吸収することがたくさんあっておもしろいです。とにもかくにも、「わからない」ではなくて、「やってみよう」って方針なので、経験がなくても、自信がなくても、素直な気持ちで取り組めば、成長させてもらえる会社です。もちろん経験者の方は、違った経験とチャレンジをさせていただけるので、新しいことへの挑戦をしたいと考えている方は、面白いのではないかと思います。苦手なところをやるのは大変だし、知識の壁にぶつかることもあるけれど、そういう大変さも含めて楽しめるようになってきたと感じています」(O.Aさん)
「繰り返しになりますが、やっぱり楽しいのが一番。各々がやりたいことを見つけて、それを楽しむのに越したことはありません。今は遊び場を提供している段階なので、いずれは自分で遊び場を作ってほしいと思っています」と伴野会長。
「ソフトウエアって、おもしろい世界だと思うんです。お客様の要望ありきだけど、真っ白のキャンバスに絵を描いていくのと同様、0から1を生み出すおもしろさがある。ソフトウエア言語の縛りこそあれ、その表現力は無限大ですから」と岡田社長。
「システム開発」という基盤を持つストームですが、近年は新しい動きとして、デザイン会社のインフィニティスタイルとのコラボにより、ホームページ制作を請け負っています。制作事例は、下鴨神社やカルチャースクールなど。たとえるなら、大工と建築士がインテリアコーディネー ターと組んで、住みよい家づくりを目指している状態です。
「やっぱり餅は餅屋というか、その道のプロに頼む方がお客さんにいい提案ができるし、結果的にいいものができる。今後は、そういう領域の仕事を増やしていきたいですね」と岡田社長。
次代に向けて進化を止めることのないストームという会社で、たくさん経験を積んできたベテランの人たちと、共にクリエイティブな仕事を作ってゆく。そんな環境に身を置いていると、自分の中に眠る何かが呼び起こされるかもしれません。興味のある方は、一度、話を聞いてみてはいかがでしょうか?
まずは各々の適性やご希望に沿った職種に就いて頂きますが中には、
プログラマーからインフラエンジニア、ヘルプデスク業務から
プログラマーに転身といったスキルチェンジも可能です。